シカン博物館見学

ペルー北部、チクラヨの街近くにある(チクラヨ市内からタクシーで30分余り)シカン博物館を見学に行ってきました。




ところがですね、この博物館の主要なお宝は、現在、日本へ行っているらしいことがわかった。こちら(どうやら、今頃は鹿児島で展示中らしい)


まあ、それでも博物館ですから、展示はそれなりにやってます。




発掘された墳墓の、埋葬されたときの様子です。 
中央が、埋葬された死者で、さかさまになっていてしかも頭部の位置がどうも不思議な感じです。 
前のほうには、女性?が二人。どうもこの二人は、赤ちゃんを産む人とお産婆さんをあらわしているらしい。 で、中央の人は、生まれ変わるだろう死者、ということらしいのだが、、、。



 

しかし、この体勢は死者といえどもちょっと苦しくないかい? 顔面がこのお面の後ろに来るように首が捻じ曲げられている、というか折られている?らしい。


こちらは、また別の埋葬の様子。 




写真右上側に座っているように埋葬されているのがメインの人ですが、その周りにも人骨がたくさんあります。殉死というやつなのか。





メインの死者。 お面で顔を隠すのが好きですね。


シカンの黄金大仮面。
これが一番のお宝です。これは日本に行っていなかったのか? あるいは、これは(または日本に行っているものが)レプリカか?




もう一つのお宝「ペルーの象徴 トゥミ」=黄金のナイフ、は展示されてなかったので、これは今頃日本でしょう。

ちょっとインターネット上を検索して、写真を拝借してきました(下の写真。 これ以外の写真は私が現地で撮影したものです)。





こういうものも副葬品としてたくさん発掘されたようです。




こちらは、装飾品(首飾りなど)を作るもとになった貝だそうです。 最近は、絶滅危惧種?らしい。




こういう絵も良いですね。 アンデス文明の人物の絵とか動物の絵は、独特の特徴があって好きです。




よく見ると、右手に人の首を持っているということなのかな、これは。左手にはナイフ。


また、眼が独特の形(ツリ目?)をしているのが王様の特徴らしい。


以上です。 チクラヨからタクシーチャーターで往復50Soles.